第5章
まずトマトの種を1粒残す——それだけでいい。一度手に入れた在来種の種は、毎年採種することで永続的に使える。政府も市場も奪えない、個人の食料安全保障の基盤がここにある。
5-1 / F1種子と在来種
5-2 / 4つのステップ(ステップ①改訂版)
2年目以降のサイクル
2年目以降は、自分で採った種から始まるので①(購入・入手)は不要。「種を1粒残す」習慣が続く限り、種代は永遠にゼロ、品種は永続的に手元に残る。これが第5章タイトル「種を1粒取っておく。それが、永続の始まり。」の意味だ。
5-3 / 採種カレンダー
| 野菜 | 採種の時期 | 難易度 | 採種のポイント |
|---|---|---|---|
| ミニトマト | 8〜9月 | 易 | 完熟した実を絞り、種をぬめりごと水に浸けて2〜3日発酵させると洗いやすくなる |
| 大葉(しそ) | 9〜10月 | 易 | 穂先が茶色くなったら株ごと収穫し、紙袋の中で逆さに干すと自然に種が落ちる |
| きゅうり | 8〜9月 | 易 | 食べ頃を過ぎて黄色くなった実を種取り用に。完熟させてから割って種を取り出す |
| なす | 9〜10月 | 中 | 株に残して完熟(茶色く縮む)させてから収穫。種を取り出し水洗いして乾燥 |
| インゲン・豆類 | 10〜11月 | 易 | さやが完全に乾燥するまで株に残す。そのまま保存袋へ。最も採種しやすい野菜 |
| 大根・かぶ | 翌5〜6月 | 中 | 冬を越させて春に花を咲かせ、さやが茶色くなったら収穫。品種の交雑に注意 |
今週のお題